問題がなかったのに、積極的に問題を生み出す人がいる。悪気なく。悪気があるのは論外で、それよりは良いけれど、割とゲンナリする。

 ゲンナリしても解決しないので、少しでも平常心を保ち、取り掛かる。

 

 自省録 第七巻71 139頁 岩波文庫 マルクスアウレーリウス著 

 笑止千万なことには、人間は自分の悪を避けない。ところがそれは可能なのだ。

しかし他人の悪は避ける。ところがそれは不可能なのである。


 起きてしまって避けようのないことをさけるより、何とかなる自分を律し、知識経験を総動員して解決していくしかない。